「悠は、私の事、聞かないの?」


「聞かないよ。あまり詮索されるの好きじゃないでしょ?」


まぁ、そうだけど。


「クラスでも一人違う…雰囲気っていうのかな?を持ってて、自分のテリトリーに他人を入れようとしない。」


「わぁお、よく見てらっしゃる。で、自分と似てるなーって想ったの?」



「どうだろうね。それは解らない。」



はははと永浜悠は笑うと、残り少ないミルクティーに口を付けると飲み干した。



そして私の隣に座るとキスをした。