三年、無事みんな同じクラス。



浅木と麻那も順調みたい。




って言うか順調すぎる。



あの二人には恥じらいと言うものが無いのだろうか。




「陸!同じクラス!あ、綺羅も永浜君もだ!」



麻那は浅木と手を繋いで登校。



最近は四人組より二人組で行動することが増えた。




正直あの二人の隣にはあまりいたくない。




キスをするなんて当たり前。




生まれてくる国を間違えたんじゃないか。




察して配慮と言う素晴らしい日本の文化には、かみ合っていない。




それに比べて私たちは、うん、普通だ。