「けど結衣。腕がねぇオッサンと祭りは…」

「宗吾さん!私は、宗吾さんと行きたいの。腕が無くてもあっても、宗吾さんと一緒に行きたい!」

そんなこと言わないで…
なりたくてなったんじゃないんだから。
いつもなら強気の宗吾さん。
やっぱり偏見を持つ人達がいるからかな?
でも、守ってあげるよ。

「いいのか?」

「宗吾さんの馬鹿!いいの!」

宗吾さんじゃないとダメなの!

おじさんでも私は、大好きだよ?
若くても宗吾さんなら大好き。

オマケもいらない、カッコイイ男もいらない。

宗吾さんだけが欲しいの。

残り少ない人生を宗吾さんと過ごしたい。