げんき『ふざけんなよっ!お前は、いつだってなあっ!』

何回か殴られて意識が薄れてきた‥

『おいっ!お前何やって‥!』

え?聞き覚えのあるこの声‥

げんき『けっ、けんや‥っ!』

けんやだ‥

けんや『おい、大丈夫か?ゆかっ』

ゆか『ん‥大丈夫』

けんや『松本っ!お前サイテーだぞ‥許さねえ‥』

げんき『おっ、おい。待てよ!』

けんや『あ?』

げんき『俺だって、お前の親に頼まれてんだよっ』

情けない声を
出すげんき‥

けんや『俺の親だあ?ふざけんじゃねー!俺は一言もそんなコト聞いてねーんだよっ』

げんき『ちょっと、待ってくれよ〜っ!おっ、お前とゆかを別れさしたら、金くれるって‥だっだから』

けんや『‥‥』

げんき『お前の親!けんやと婚約者を付き合わせたかったんじゃねーのか?』

けんや『!!』

げんき『分かったよーだな?まあ、とりあえず俺はこれでー‥』

けんや『だからって、許したわけじゃねーかんな?!学校で覚えとけよ?』

ヒーッ。恐っ

けんや『悪ぃ、大丈夫か??』
ゆか『うんっ!ありがとっ』

助けてくれたからって
あたしのコトまだ好きってワケじゃないよね‥

でも、こんなことしてもらったら期待してしまう。

けんや『お前の気持ちは‥知らないけどさ‥』

ゆか『ん?』

けんや『俺、お前と別れてから一度もお前のコト忘れた日なんてねーから!』

え?




どーゆー意味‥‥?