―帰り道―

けんや『どうしたんだよ、ゆかっ!』

グイッ

けんやが思いっきりあたしの腕を掴んだ。

ゆか『あたしら‥別れよ??』

けんや『は?何ゆってんの?冗談きつ‥』

ゆか『冗談じゃないよ!あたし、けんやじゃなくて‥けんやは、もう嫌い‥。自己中だし。だから、あたし‥』

けんや『自己中?だったらなおすっ!だから別れないで‥』

ゆか『松本くんが‥げんきがいいんだ‥。』

けんや『は‥意味わかんね』


けんやは、あたしのもとをすごいスピードで走り去った‥