俺は、あいつが、夢をあきらめる必要はないのではないかと言ったが、
小さい頃から姉の陰に隠れていた自分が、初めて存在を親に認めてもらったんだから嬉しいと笑っている


そんな、気持ちをずっと抱えていたのかと思うとつらかった


でも、あいつは、自分で決断した



まあ、いずれは、俺が幸せにしてやればいいんだからなんて、いい方に考えていた



あいつの決心も知らずに…