「ばいばい、友奈」 「また明日ー」 あたしたちは、町を一通りブラブラして家に帰った。 ・・・新着メールはナシ。 送信から一時間半が経過している。 「・・・嫌われちゃった、かな?」 制服をハンガーに掛けならがら、自傷的に笑ってみる。 もう一度、ケータイを開いて、小さく溜め息を零した。