森の中を突き進んで行く。 誰の導きもなく。 どんどん進んで行くと、 あたしは真っ白な霧に包まれた。 ねぇ、ここは…どこなの? 上下左右も分からぬまま、 あたしは進んで行くんだ。 息を切らして…、 目的も、何もない森の奥深くへ。 第二章 霧の中