「……日本文は?」


「え」


か…書いてなかったーーっ!!



顔でショックを表すと


「ばーかじゃーんっ」



あたしの英語のノートの角で

あたしの頭を「こつんっ」と小突かれた。




こんにゃろー


と、心の中で反撃。


だけどそれは、



「ぶっ」


何故か、笑えてしまって。



「…なに?」



しかも唯佳は、気付いてないようでそれも笑えた。