「あ、あの~。」


「ん?」


まじまじと見てみると、
雅樹さんは茶髪で耳に
ピアスをしていた。


Sクラスでもこんなん
許されるんだな~。


っていうか口調も不良ぽい?


「どうしたの?」


と雅樹さんは不思議そうに
聞いてくる。



「あっ、そ、そうだ。
さっきも言ってた私の噂って
何なんですか?」


「あー!あれか!
ってかタメでいいから!
同い年だし」


「あ、は…うん!
で、噂て…」



「あー、そんなにたいした事じゃ
ないよ?ただ、手なずけたって噂ー。
フツーは知女子とも喋んないから」



「え。」