「ぷっ…」

私はつい顔がにやけた。

そんな顔を見て、知ちゃんは
顔が真っ赤になった。

「あってめぇ笑いやがったな!!」


「いや…似合ってるからつい…ふっ」


「ふって何じゃふって!!」


「いやいや何でも…あっ」

私の叫び声に知ちゃんは怒鳴る。


「話をそらすんじゃねぇ!!」


「じゃあ、学校でつい言いそうに
なったのは…ゴハン作るって事?」


「う゛っ…」


あ、困ってる。図星なんだ~。

と1人で納得。


「そうなんでしょー。
大丈夫!!誰にも言わないから☆ミ」


「……ほんとかよ……」

知ちゃんは力が抜けたような声で言った。

ほんとだよ?

だって、こんな秘密他の人に教えないもん。

私だけが知ってていいんだもんね。