暗くても何となく解った。


それをみた僕は
とどめだ!と言わんばかりに
「1回ヤッて捨てられたんじゃあ
ペット以下だよな!」
と言った。


自分は
こんなにも嫌味ったらしい
人間だったのかと
自分で自分に嫌気がさした。


そして
死んだように固まった陸に近づき
胸ぐらを掴んだ。


「憂くん止めて!!」
唯が僕の腕を掴んだ。


「うるせえんだよ!
陸、留乃はもういねーんだよ、死んだんだよ。」