ふーん‥
結構でかいんだな‥


流石大手だけのことはある。
小綺麗で会場がでかい。
椅子も若干ではあるが
リッチで綺麗だ。


と、腰をかけると
やたら視線を感じる。
気にしまいと‥
寧ろそういう気分ではないと
無視するのを他所に
「憂くん‥?」
と、聞き覚えのある声が
方を叩く。


いや、聞き覚えのあるというか
憂くんなんて呼ぶ奴は
他の誰でもなく
高校の時に付き合っていた
唯だった。


「よっ!」
振り替えると彼女は
万勉の笑みでピースした。