今日は
○○社の説明会か‥


宝石屋とか‥
全く興味ないけど
取り敢えず行くか。


そう思い髪を大雑把に乾かし
スーツを着る。


別に‥
留乃がついてくると言うのなら
保険会社だってなんだって
構わないけどな‥
と思ったすぐ後に
昨日の田中さんが話していた
淕のことを思い出した。


留乃が淕に抱かれた‥


思わず近くにあった
マグカップを思い切り投げて割った。


その破片を見て
少し落ち着いた。