僕の背中に手を回した。


何だかよくわからないけど
心臓がどくんと跳ね上がった。


しばらくすると
留乃は手を戻し今度は
僕の膝の上に
頭を乗せ寝転んだ。


「疲れた‥?」


そう聞くと
膝の上で豪快に
首を横に降った。