「半分くらいしか
なくなっちゃった‥」
と悲しそうな顔をした。
「降るからだよ‥」と
呆れながら僕が言うと
もっと悲しそうな顔をして
「ごめんなさい‥」
と謝ってきた。


「病室かえって
着替えようか。」


僕はそう言って
留乃の手を引き病室に戻った。