「どーぞ♪」と渡してくる。


「あ、有難う。」


僕はビタミンサイダーを
受け取った。


広間に着き
腰を掛けて僕がプシッと
缶を開けると
留乃も真似をして
横に腰掛け缶を開けたが
来る途中に振ったんだか
中身が凄い勢いで吹き出し溢れた。


「わ‥!」
留乃があわてふためく。
「あーあー‥
もう‥しょうがないなあ‥」
と言い近くにあったティッシュを
箱ごと持ってきて
留乃の濡れたパジャマを拭った。


「あー!!!」


留乃が大きい声で
また叫ぶから
「何だよもう‥」と耳を塞ぎながら
留乃を見たら
留乃は缶を揺すり