「‥サン‥」
と声が聞こえた。


しかし電話は
プープーという音と共に
切れてしまった。


公衆電話だろうか‥


公衆電話からなんて‥
しかもテレビの音‥


僕ははっとした。


留乃じゃないだろうかと。


でも昨日あんなことを
してしまい本人も相当
怯えていたんだから‥


そんな期待は
すぐに下記消された。


期待‥?
期待なのだろうか‥