高校2年の冬だった‥



唯と唯の友人の
麻衣の家に泊まる事になった日の事。


「憂くんごめ〜ん!」


やはり唯の家が
夜分抜けるのは駄目だと言い
終電も間に合わなかった僕は
麻衣と麻衣の家で
泊まる事になってしまった。


唯も唯で
僕が麻衣に手を出すことも
仲のよかった麻衣が
僕に何かするとも
考えられなかったのだろう。


その夜いつもより早めに眠気が来て
僕は麻衣に布団を用意してもらい
布団に着いた。