ピンポーン


「ハイ」

「咲だけど…」
.
.
.
.
ガチャッ

「何?」

明らかに泣いていた顔してる


余計罪悪感が込み上げてきたよ


「ごめん!!本当にごめんね(泣)」

「帰って」

「聞いて!これだけは」

京子は横を向いて私の顔をみようとしなかった


「俊介の事私は何とも思ってないし、ただ友達として一緒にたこ焼き食べてただけで!」

「…… 」


「言ってた…アイツ。6年のあの時からずっと京子が自分の事避けてるって!わたしは、正直言ってみんなと前みたいに仲良くしたかったの。だけど…そんなのできなくて、」

「勝手にすればいいじゃない!」

「私にとって京子は大切な友達だもん!!(泣)できなかった。 」


「バカ!誰も頼んでないから。いい迷惑だから」

「ただ私は、本当に2人がうまくいくように願ってた」

「…私だってわかってるそれ位。でも、俊介の事が凄く好きでどうしようもないの。初めてなの。人を好きになったのは大切に思える人!だから俊介が他の人と話してるだけで嫉妬してしまうんだよ……(泣)私どうかしてる絶対どうかしちゃったんだと思う!でも、止めれない。」


京子が私に話してくれたこと

私には理解出来そうにないけど

人をそこまで好きになったこともないし

だけど、わかろうと思った


京子にとっては俊介は命と同じくらい大切に思ってるって事