その合間に熱い吐息で会話を交わす。


「やっぱり、リョウ慣れてる」

「それはキモチイイってホメコトバ?」

「ばか、違うよ」

「そんな目して言われても
全然説得力ないから」

「この体勢……恥ずかしい」

「何言ってんだよ。
これからもっと恥ずかしい事すんのに」

「…………」


そうやって
始めはまだ少し抵抗をしてたアキは
徐々に俺の行為に返すようになり

真っ赤な顔をしたまま
俺の首の後ろに手を回した。


頭上には青い空と輝く太陽。

こんな昼間から何やってんだとか
ちょっと思ったけど

目の前のアキの荒い呼吸と熱くなった肌が
俺の気持ちをさらに高ぶらせた。


爽やかな春の風が
彼女の真っ白く滑らかな肩を撫で
白いシャツが段々と流れ落ちる。


「……アキ、
寒くない?」

「ん、ヘーキ」


そして彼女の胸元に直接唇を落としながら
腰に回した手を
更にスライドさせて行った時――


――俺の背後で振動音。