休み時間はいつも圭介の側にタカちゃんがいた
「また来たな!孝代」
「いいじゃん♪私は圭介に好きになってもらうように頑張ってるんだから!」
「ハハッ。なんだよそれ」
「どお?私の事好きになった?」
「そんな簡単になんね~よ!」
これが毎日続くと思うとうんざり...
早く席替えしたいなぁ
「ねぇキラリ!日曜日さ、また四人でどっか行かない?」
圭介と話してたタカちゃんが急に私に話しかけてきた
「……四人ってまさか」
「そのまさかよ!圭介いいでしょ?」
「俺はいいけど、葵~どうする?」
「………あぁ。いいけど?」
少し離れていた葵君が返事をする
「じゃあ決まりね!行き先は考えとく」
「……ちょっ。」
私まだ返事してなぁ~い!