「お邪魔しました」


そう言って全員帰って行った


「大丈夫?キラリ」


「ねぇお母さん、あの子達の退学何とかならないかな?もうすぐ卒業なのに」


「……そうねぇ」


そんな事を考えながら圭介の待つ部屋へ戻った


「お待たせ!はいジュース」


運んできたジュースを圭介に差し出した


「サンキュ、あいつら来たみたいだな」


「うん、謝ってくれた」

「あぁ…聞いてたよ」


「だからもういいの!明日から学校行くし、楽しくしよ!」


「キラリには敵わないよ」


「圭介がいてくれるから強くなれるんだよ」


「…そっか、俺いつでもキラリのそばにいるから」


圭介の手が私の髪に触れた


キスするんだ


そう思った時、トントンとドアをノックされた


「わっ!」

慌てて離れる二人


それが可笑しくて二人で爆笑した