一時間後
「………わかったよ」
真っ赤な目をしたタカちゃんがボソッと言った
「……へ?」
真っ赤な目と鼻をした私がタカちゃんを見る
「キラリは昔から手がかかった!だから私が大人になってあげてもいいよ?」
「本当?本当に?」
つい声が大きくなる
「本当だってば、てゆうか私もキラリ失ったら何にも残らないし、そっちの方が悔しいもん」
「やっやったぁぁ~」
私は嬉しすぎてタカちゃんに飛び付いた
「ほんっとに世話がやけるんだから」
そう言っていつものタカちゃんスマイルを見せてくれた
ありがとタカちゃん
こんな私を許してくれて
ほんっとに大好きだよ!