「なあ、俺が知らないふりして会わなければいいんだろ?」

「そうだが…何考えている?怜哉」


怜哉はニヤリと笑いどこかに電話をかけた


「もしもし、葛城怜哉だ。社長にまわしてくれ」


「!!」


怜哉は葛城財団の社長に電話をかけていた


「ああ、怜哉だ。この前言ってた瑠衣って子、俺の子供妊娠した。財団の事考えて城堂の家に逃げてるらしい。ああ、今年中に結婚するから。ああ、わかった」