「その言葉を聞いて安心しました。堕胎は体によくありません。武藤さん、少し貧血気味なので安静にしててね」


「はい」


先生の優しさに瑠衣の緊張感がなくなっていった


「何かあったらすぐに連絡して下さい。お大事にね」


瑠衣と真弥は病院を後にする


車の中で瑠衣はずっとお腹を撫でていた