『…誰か見てたら、どうすんだよ。』 『ママ達は家だから、いいもん。足がもう限界なの。』 ホントに足が痛くて堪らなくて、 涙目になって唯斗に訴えた。 『……。しょうがねぇなぁ!公園戻るぞ。』 そう、ぶっきらぼうに言った唯斗だけど あたしの手を優しく握ってくれたんだ。