《そんなこと言わないでさ!!もう着くから!!》


「無理…眠くて動け、な…い…。」


《ちょっ…》



ブチッと電話を切った明は、手に携帯を持ったまま、寝始めた。



『……。』



そろ~っと、みんなと目を合わせると、あたしと考えてることは同じみたい。



明を起こさなきゃ!!



『明、おきなよ!!』


「仕事だって明。」


「明く~ん、寝顔も可愛い!!」


「「「明君!!起きて!!」」」


「「「後輩、起きろ~。」」」