「あれ、そういえば奏汰先輩は??」


『仕事でさっき帰ってったけど??』


「ふぅん。」



そう言った明はカタンと椅子を引いて座った。



『明は椅子に座って食べんの??』



机をわきに寄せ、床に座りながら言う。



「もちろん、制服が汚れる。」


『あ~!!なに女子みたいなこと言ってんの~!?ウケんだけど!!』


「勝手にウケてろ馬鹿。」


『ば、馬鹿!?それ先輩に言う言葉~!?』


「あれ、先輩だったんだ~。ごめん、忘れてた。」



む、むかつくぅ~!!とびっきりの笑顔も腹立つ!!