「ねぇねぇ!!一緒にご飯食べようよぉ!!」


「あ!!あたしもぉ~!!」



キャー!!と樹と明の周りに人が集まりだした。



『触んじゃね~よ!!バカ、アホ、バカ!!』


「…小声で言っても迫力ねぇ~…。」



やれやれ…と笑ってる澪に、ドアに張り付いてるあたし。



誰に許可をとって樹と話してんじゃ~!!誰も許してね~よ!!



「ごめん、今日は一緒に食べる人いるから。」


「えぇぇ~…。」


「明君は!?」


「僕は樹と一緒に食べる。」


「「えぇぇ~…。」」



一緒に食べる人って!!…あたし!?あたしなのね!?樹!!