「あ、そういえば先生に呼び出しされてたんだった。」


「今日の遅刻の説教!?」


「あたしが説教されるわけ無いでしょ?…ふふっ、違うわよ。じゃあね。」



そう言った有紗はカタン、と椅子から立ち、にっこり微笑んだ。



「明、くれぐれも口滑らせないように気を付けてね?」


「…はい。」



なんのこと…!?気になるけど聞かないほうがいいような気がする!!



「…っはあぁぁ…。」


「ちょ、大丈夫?明。」



有紗がいなくなった瞬間、テーブルにもたれて、脱力する明。



とにかく!!



明の弱点み~っけ♪