それに気づいた明も、自分の飲み物に視線を移し、また視線を有紗に戻す。



「……どうぞ。」


「ありがと♪」



明から飲み物を受け取った有紗は、おいし~。とニコニコな微笑みがら飲んでいた。



……め、明が従ってる!!なんか弱いんだけど!!有紗すご~い!!



『ねぇ、なんでそんなに有紗強いの!?』


「強い?」


『うん!!明が有紗といると弱く見える!!』



そう言うと、明がギロッとあたしを睨む。へへ~ん!!有紗がいるから全然怖くないもんね~!!