「…ぁ、時間無いから行くね…。」


『うん…仕事頑張って?』



また明日!!と笑って手を振るあたしだけど、ちょっと寂しい。



「……瑠奈。」



明から優しく呼ばれたあたしの名前。



俯いてた顔を上げると、にこっと笑ってる明の笑顔が至近距離に。
















ーーーチュッ



『…んっ。』



リップ音のあと、唇にあった違和感がなくなった。



『ななっ!?』


「僕のキス高いから♪」


『んも~っ!!』



生意気に笑う明の笑顔が愛おしい。



大好き。



女の子みたいな可愛い笑顔。



年下でも、生意気でもいい…



ずっと



そんな明があたしは大好き♪















Fin★☆★☆★☆