明と有紗と仲良く話してる知佳君を遠くから見る。



自分の1つ下と言うこともあってか、まだ少し幼い感じがする。



だけど、あたしよりも少し大きくて、明とは反対にカッコイい顔をしてる。



でもやっぱり目が大きくて、にこにこ笑う笑顔からは、昔は可愛かったんだろうな~と、想像できる。



「有紗、美人になったな~!!」


「ふふっ、ありがと。」


「その笑い方変わってない~!!」



う~ん…なんて言うんだろ。



知佳君を見ると、犬の耳と尻尾が見えてくる。



うん、知佳君…人懐っこい犬みたい…。