「あ、このカルボナーラおいし~。」



またしても空気が読めない発言の樹は、とてつもなく幸せそう。



「ふふっ、美味しそうに食べてるけど…そんなに美味しい?」


「はい、すっごい美味しいです。コレ。」



しかし、意外に樹の発言で和やかになったこの空気。



有紗もまたパフェを食べ始めた。



ありがとう樹!!救世主!!樹大好き!!



そう感動しながら呑気に食べてる樹を見る。



明も極度の緊張から脱出した後のように疲れ果てながらも、「ありがと。」と意味が分かっていない樹にお礼を言ってた。