「瑠奈、聞いてる?…樹君を見てるのもいいんだけどね、今は明を見なさい。」
『あぁ…すいません…。』
あれ、なんで謝ってるんだろ。
反射的に謝ってしまった自分に疑問を抱いたが、そんな暇は無いのでスルーした。
てかてか…「明を見なさい。」って…。
「あのね…「お待たせ致しました~♪」
しばらくしてまた口を開き、言葉を発した有紗だけど、それを遮られてムッとした表情になり、ギロッと店員を睨む。
しかし、その注文した人が樹だということを知り、フッと今まで出していた殺気オーラを消した。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…