「…さっきから瑠奈顔赤いんだけど…樹も大変だな~。」


「ははっ。」


『んな!?』



明はあたしが樹に対して顔が赤くなってると思ってるみたい…。



って!!ドキドキしてんのは樹じゃなくて!!



いや!!明でもなくて~!!てか、あたし顔赤いの!?



「明、これリビングに運んでおいて。あとはテレビ見てていいから。」


「うん、分かった。」



興奮気味になってるあたしをよそに、お皿を受け取った明は、大人しくリビングに行ってしまった…。