しばらくすると手術室が見えて来た。



「…ぇ、ここ通るの…?」


『みたいだね。』



手術室の中に入ると、注射器とか医療器具がいっぱい床とかに散らばってる。



「ね、瑠奈…手術台の上の死体みたいなやつ人間…?」


『いや、あれは違うでしょ~。』



そうビクビクしてる明を連れて、手術台の横を通り過ぎる。



その途端…死体の人形だと思ってたやつの手が、バッと隣の明の手を掴む。



「…のあぁぁぁ~~!!なに!!ムリ!!触んなぁぁぁ~!!」