『ん?なによ。』


「おにぎりちょうだい♪」


『いいけど、他のおにぎり…あっちから持ってきたらいいよ。』



持ってくるはず無いと思いながら言うと、スッと立ち上がった明がどこかに行ってしまった…。



「はい、おにぎり!!交換して。」


『あ…どうぞ。』



持ってきたよ…。



どんだけ食べたかったわけ…。



「うまいか明?」


「うまい♪」



そ~かそ~か。と喜んでいるテツタがどうしても親に見えてしまう…。