猫被ってんじゃないわよ!!と言おうと思ったらー…



「アキさん、瑠奈…こわい…。」



スッとアキの後ろに隠れたと思ったら、泣きそうな声で言う。



『ちょっと…!!』


「瑠奈!!アキラ君恐がってるじゃん。はい謝って。」


『っはぁ~!?あたし全然悪くないんだけど!!』


「謝って。」



…なんで!?あたし全然悪くないじゃん!?



『…ごめんなさい。』


「だってアキラ君。」


「……。」


『…!!』



チラッと明を見ると、アキの後ろで悪戯そうに ゙べ~″っと舌を出していた。



む、か、つ、く~!!