「遊んでいいわよ~!!どんどん遊んじゃって!!」


「やった~♪」



…余計なこと言いやがって…。



「なぁ明!!撮影終わったら一緒に遊ぼうぜ!!」



僕、遊園地にある乗り物とか…いろいろと苦手なのに…。



『ごめんテツタ。撮影はいいんだけど、乗り物とか…僕好きじゃないから終わったら帰るよ。』



僕がそう言うと、満面の笑顔だったテツタの顔が泣きそうな顔になる。



え゙っ…。



「お願い!!」


『でも…。』


「明と一緒にジェットコースター乗りたい…。」



ちょっ……何で泣きそうになってんの…!?……てか泣いてない…?



『わ、分かったよ…。』



…もう断れないじゃんか…。