あたしはお母さんとお父さんのせなかを揺すりながら言った





「ねぇお母さん??お父さん???
へ・・・返事してよ。ねぇ・・・・ちょっと・・・あたしの誕生日は??
ねぇ・・・・あたしの誕生日プレゼントは・・・??
みんなでレストランに行かないの??ねぇ!!」




いくら言っても返事がない。




・・・しょっぱい




いつのまにかあたしは大粒の涙を流していた。





ちょっと・・冗談でしょ??





お母さんとお父さんの頭から流れる血は止まらない。





何??何が起こったの???




その時・・



「君・・・・!」




後ろから呼ばれた。