もうあたしの中の時間も…テレビのリポーターさんも…



大げさかもしれない。



けど…本当にそう思ったんだ。



それ程今のあたしには衝撃的な事だった。



どこかで期待していたのかもしれないね。



必ず両想いになるって事…



だけど、それは…叶う事もなく散ってしまった…



こんなに辛い、苦しいのに…どうして神様は…もっと苦しめるような事をするんだろ…



苦しいよ…苦しい…



気づいたら…涙が頬を伝っていた。



―――――……
―――……
――……




「…ん…」



気づいたら朝だった。



小鳥がチュンチュン鳴く可愛い声も今では…可愛く思えない。