あたしが首を傾げてると呆れたようにYUくんが言った。



「もう!!!!雑誌とかじゃなくて!!本当に凛さんって天然ですね!!」

「なっ…」



年下に完全にバカにされた凛でした。



――――――……
――――……
――……



「あぁ疲れた」



今日は亜沙美が『最近疲れて来てるから早く寝なさい』と言われて、仕事を早く切り上げてきた。



只今の時間―PM10:00



こんなに早く帰ったけどする事がなくて、あたしはソファーに寝転んだ。



でも…一人暮らしをしてるあたしはソファーに寝転んでも、シーンとしてるこの家。



シーンとしていたら寂しい気持ちが余計に寂しくなるから、あたしはテレビの電源を久しぶりに付けた。



この時…テレビの電源なんかつけなければ…


良かったのに…