琉菜の結婚式の翌日…



絢斗のあの見たことのないぐらいの切ない瞳を見て、



あたしは脳裏にやきついてしまって…眠れない夜を過ごした。



あの瞳は、絶対に何かを抱えている…そう実感したあたしだった。


「おはようございます」



「おはよう!!!今日からいよいよ撮影だね!!」



「はい」



実は今日から、撮影の日。



緊張はちょっとしてるけど…



でもやっぱり気になるのは、絢斗のあの瞳の事なんだ。



そんな時…