☆絢斗side☆-苦しい自分-



俺は、今完全に戸惑っていた…



それは…凛が“真琴凛”だと知って…



俺の初恋は中1の時の隣の仔だった。



“好き”っていう自覚を持って、どうやって告白するか…を毎日悩んでいた時だった…



担任から彼女の突然すぎる転校の話を聞いたんだ…



夢をみているのかな???と何回も頬をつねってみるものの…



それはやっぱり現実の話だった…


それから忘れようって努力した。


新しい彼女も作ったりした。



なのに…頭の中を占めるのは…



彼女の笑顔なんだ…