結局そんな琉菜に押されて…あたしは琉菜も居なくなったこの場所でなぜか待つ事に…



琉菜は分かる分かると言っていたけど…一体何が起こるの????



そんな時だった…



「凛?????」



誰かに呼ばれて後ろを向くと…



「絢斗…」



そう…絢斗だった。



もちろん絢斗は琉菜の従兄弟だもん……――



来るはずだよね…



それは分かっていた事なのに…



なぜか会ってしまった事に…後ろめたさがあたしの心の中で走る。