だって…


琉菜は、まさにお姫様みたいで…


純白のドレスをみにまとい、本当に綺麗すぎて…何も言えなかった。



「琉菜…」



「本当に来てくれたんだ…ありがとう…」



たぶんもう泣いた後だと思う。



ところどころ化粧が取れているから…



けど…優しい笑顔で微笑んでいる琉菜を見たら、誰でも惚れるだろうな…



なんて思っているあたし。



「綺麗だよ!!!琉菜」



「ありがとう!!!大好き~凛!!!」


抱きついて来た琉菜を擦りながら、控え室のドアをずっと眺めていたあたし。