どんどん愛しい昔が蘇える…



喫茶店に入り、座った時…



ひとつ異変に気付いた…―



それは…



――琉菜の薬指



琉菜の薬指は、キラキラと輝くひとつの指輪があった。



たぶん…話って結婚の事かな???



愛しそうに薬指を見る琉菜は本当に幸せそうだった。



いつかあたしもこんな日が来るといいな……――



「あのね???私、結婚するんだ」



「おめでとう!!!」



心から祝福するよ!!!大事な親友の結婚だもん。



やっぱり結婚の相手は、あたし達が全く会ってない時に付き合ってて、結婚前提だった人なんだって。