「…んで遅刻の原因は?」
「寝坊しま…っあ? ちが…僕は遅刻なんて…」
「てことで、藤城は遅刻一回な」
先生が笑った
藤城君が頭をかかえて、ふらふらと床に蹲った
「なんでえ?
ちゃんと出席に間に合ったのにぃ」
藤城君は残念そうに、床を叩いた
「そう気を落とすな
遅刻三回で、成績に響く程度だ」
「程度? …なわけないじゃん!
成績に響いたら、僕…大学に行けなくなるぅぅぅ
僕のオツムが悪いの、先生だって知ってるくせにぃ」
わざとらしい演技で、また教室内に笑いが起きる
どうして?
藤城君はそうなの?
すぐに席につけばいいのに
どうして
なんで?
私には意味がわからない
「寝坊しま…っあ? ちが…僕は遅刻なんて…」
「てことで、藤城は遅刻一回な」
先生が笑った
藤城君が頭をかかえて、ふらふらと床に蹲った
「なんでえ?
ちゃんと出席に間に合ったのにぃ」
藤城君は残念そうに、床を叩いた
「そう気を落とすな
遅刻三回で、成績に響く程度だ」
「程度? …なわけないじゃん!
成績に響いたら、僕…大学に行けなくなるぅぅぅ
僕のオツムが悪いの、先生だって知ってるくせにぃ」
わざとらしい演技で、また教室内に笑いが起きる
どうして?
藤城君はそうなの?
すぐに席につけばいいのに
どうして
なんで?
私には意味がわからない